問題解説
第34回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

一般知識問題T問題解説
問題正解解説
1墨汁はブラウン運動という原理を利用して製品化しているが、この原理はどのような作用をしている?

沈殿しない墨汁を顕微鏡で観るとカーボン粒子が絶えず不規則な方向に動いています。この粒子の運動はかなりの速度であり、粒子が衝突したり離れたり、あらゆる方向に不規則で複雑な動き方をしており、これにより墨汁は沈殿しません。

2「文具の日」。何の祝日と一緒の日?
文化の日「高い文化をつくる文具」というキャッチフレーズから11月3日の「文化の日」と同じ日に業界で制定されました。
3消しゴムを製造しているメーカーで組織されている業界団体は?

日本字消工業会国内で字消しを製造している6社が加盟している団体です。

4鉛筆を最初に発明した国は?
イギリスイギリスで良質の黒鉛の塊が発見され、これに糸を巻いて使用したのが始まりとされています。現在のような黒鉛と粘土の混合割合を発明したのは、仏のコンテ、独のファーバーと言われています。

5修正テープが世界ではじめて発売された国は?
日本シードが昭和59年に基本構造を考案、特許出願し確立しました。平成元年に修正テープ世界初となる第1号型「ケシワード」を発売しました。

6ヘラの形状で手紙などを開封する文房具の一般的な名称は?

ペーパーナイフ最近は、電動やカッター刃を工夫したものなどさまざまな商品が発売されています。

7紙などを切断、破砕するシュレッダー、日本では何をヒントに開発された?
製麺機明光商会創業者の高木禮二氏が製麺機をヒントに開発しました。
8「FBA」を略称とする文具業界団体の名称は?
日本ファイルバインダー協会ファイルやバインダーの規格、呼び名などの統一を図った団体です。

9「JWIMA」は筆記具の生産団体の略称だが正式名は?
日本筆記具工業会筆記具メーカーの他、関連メーカーなど57社(2021年現在)で構成しています。

10大学ノートの由来は?

大学教授のすすめでつくって販売されだしたいわゆる「大学ノート」が出来たのは、明治17年(1884年)に現在の東京大学前の松屋という文具店が海外から帰国した大学教授のすすめで作って販売したのが最初だといわれています。


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