問題解説
第35回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

一般知識問題U問題解説
問題正解解説
1現在の消しゴムが開発されるまでは、何を使って消していた?
パン昔はよい消し具がなく、パンを消しゴムがわりに使っていました。その後(1770年)、天然ゴムで字を消せることが発見され、現在の消しゴムにつながっています。

2中国の書斎で使用する道具の象徴、「文房四宝」と言われる道具は筆、墨、硯とあと一つは?
中国の書斎で使用する道具の象徴として、筆、墨、硯、紙の四つを「文房四宝」と言います。
3マークを集めて学校設備(協賛品)がもらえるのは?
ベルマーク学校単位で収集運動をすることで、必要な備品が購入できる仕組みです。学校単位で収集運動をすることで、必要な備品が購入できる仕組みです。なお、ベルマークに協賛している文具メーカーは、キョクトウ・アソシエイツ、クツワ、サンスター文具、ショウワノート、スリーエムジャパン、ナカバヤシなどです。

4万年筆のことを英語で「ファウンテンペン」(fountainpen)というが、その名の由来は?
ブラマー(英)が作った万年筆に名づけ、特許をとった19世紀初め、ブラマー(英)が軸内にインキを貯める仕組みを「コンパウンド・ファウンテンペン」=泉筆(泉のようにインキが流れる)と名づけたことに由来します。
5水引の由来は?

献上品に紅白の麻紐を使用水引は唐物の贈答品を包装する際に、紅白の麻糸をかけてくくったことから始まったといわれています。室町時代から盛んになり、江戸時代に現在のような手法が確立されたといわれています。

6チョークが日本に輸入された時代は?
明治時代大阪の雑貨商で杉本富一郎という人が明治6年に初めて輸入しました。石膏製のチョークだったようです。
7祝儀袋の右上についている熨斗(のし)は、現在は紙で折って作られているが、もともとは何で作られていた?

鮑(あわび)熨斗(のし)、鮑を干した「延し鮑」を「長く延びるように」という縁起ものとして贈答品に添えたことに由来します。

8ケント、ミューズコットン、タントといえば、何の種類?
紙の種類です。厚みによって絵画用、名刺用…などさまざまに用途が広がります。
9日本で開発されたシュレッダーのヒントになったのは?
製麺機明光商会創業者の高木禮二氏が製麺機をヒントに開発しました。
10イタリア語でクチトリッチという文房具は?
ホッチキス日本ではホッチキス(ホチキス)あるいはステープラー、英語圏ではステープラー。因みにイタリアを中心とするヨーロッパではペンチを使う時の握り方と同じ握り方のプライヤータイプが使われています。


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