問題解説
第34回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

一般知識問題U問題解説
問題正解解説
1ハサミを数えるときの単位は?

固形墨も「丁」を使います。ノートや本は冊。紙は、業種、業態によって「トン」「連(れん)」「枚」と数えます。対象物によって変わる単位の多さは日本独特です。

2ガムテープとクラフト粘着テープの一番大きな違いは?
のりの種類ガムテープは、切手と同じようにクラフト紙などに糊材を塗布して乾燥させたテープです。クラフト粘着テープは、クラフト紙に接着剤を塗布して粘着させたテープで、そのまま貼ることができます。
3一般的にシヤチハタ印と言われる、浸透印は印鑑登録できる?

できない浸透印は印鑑登録はできません。浸透印は、ゴム製の印面であるため、印影が変形してしまう可能性があるからです。

4チョーク(英語)の語源は?

白亜白亜紀の石灰石「白亜」に由来しています。工業生産される以前は、白亜を切り出して使用していました。

5発明や発見が最も古いのは?
墨は約3500年前に発明されました。1770年に天然ゴムで鉛筆の字が消せることが発見、その2年後の1772年、世界初の消しゴムが発売されました。鉛筆は良質の黒鉛が発見された1564年、ボールペンの原型は1943年に発明されました。

6鉛筆の濃さを表すアルファベットのBはブラック、Hはハードの頭文字だが、Fは何の頭文字?
ファームFは、ファーム(FIRM=ひきしまった、あるいは、しっかりとしたの意)の頭文字で、FはHとHBの中間の濃さです。
7封筒原紙として使用するクラフト紙のクラフトは、何に由来する?

独語の「力」独語の力や能力を意味する「kraft」に由来すると言われています。クラフト紙(kraftpaper)は、クラフトパルプを原料とした丈夫な紙で、褐色のものが多いです。セメント・肥料・穀物などの袋や包装紙・封筒などに使用されています。

8シヤチハタの浸透印は、インクが印面に適度にしみ出るようあるモノを使って加工しているが、そのあるモノとは?
最大の秘密は、印字体の素材に使われている特殊耐油性ゴムです。インクが途切れることなく印面へ伝えるため細かいスポンジ状の穴を作るのに「塩」が使われています。

9カーボンフットプリントとは?
商品へのCO2排出総量表示制度商品を生産するときに、原料の調達から生産され、そして廃棄されるまでに排出されたCO2の総量を商品に表示する制度です。
10化石資源を除いた再生可能な生物由来の有機性資源は?
バイオマス再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもので、焼却などにより大気中の二酸化炭素を増加させない、カーボンニュートラルな資源のことを「バイオマス」といいます。


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