問題解説
第34回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

社名の変遷問題U問題解説
問題正解解説
11918年に創業された「株式会社並木製作所」、現在の社名は?
株式会社パイロットコーポレーション東京高等商船学校出身の同校教授並木良輔が、万年筆用金ペンの製作に成功し、同窓の和田正雄の協力を得て、1918年(大正7年)に「株式会社並木製作所」を設立し、万年筆の製造販売を始めました。創業者二人は船乗りであったため、業界の水先案内人でありたいという願いから製品に「パイロット」というブランドをつけました。

21886年に創業された「足立商店」、現在の社名は?
不易糊工業株式会社明治19年(1886年)に不易糊工業株式会社の前身「足立商店」創業、明治28年(1895年)にわが国初の“腐らない糊”、日本卓上糊の元祖「不易糊」が誕生しました。明治29年(1896年)に護謨(ゴム)工業に進出し、「ゴムまり」「ゴムペン」「ゴム人形」など相次いで発売しました。明治34年(1901年)「不易糊」の商標が登録されました。大正13年(1924年)に足立商店を改組し、不易糊工業株式会社を設立しました。

31946年に創業された「大日本文具株式会社」、現在の社名は?
ぺんてる株式会社1946年(昭和21年)に大日本文具株式会社設立、1955年(昭和30年)・「ぺんてるくれよん」を発売、1960年(昭和35年)に世界初のノックシャープ
ペンシル「ぺんてる鉛筆」、油性ペン「ぺんてるペン」を発売、1963年(昭和38年)に「ぺんてるサインペン」を発売、1971年(昭和46年)に社名を「ぺんてる株式会社」に改称、1972年(昭和47年)・水性ボールペン「ボールぺんてる」を発売滲ました。

41888年に創業された「合名会社村松愛作商店」、現在の社名は?
株式会社マルアイ1888年(明治21年)に創業者村松富吉が市川大門町で産地問屋として手漉き和紙の販売を始めました。1931年(昭和6年)に個人経営を合名会社村松愛作商店に改組。1947年(昭和22年)株式会社村松愛作商店に、1957年に(昭和32年)に商号を株式会社マルアイに変更しました。

51887年に創業された「眞崎鉛筆製造所」、現在の社名は?
三菱鉛筆株式会社1887年(明治20年)眞崎仁六、「眞崎鉛筆製造所」を東京市四谷区内藤新宿1番地にて創業。1903年(明治36年)「三菱」ブランド登録。1918年(大正7年)横浜市神奈川町宇富家町1201番地に「大和鉛筆(株)」誕生。1925年(大正14年)眞崎、大和合併「眞崎大和鉛筆(株)」設立(4月17日)、本社を横浜市神奈川町に置く。1952年(昭和27年)「眞崎大和鉛筆(株)」の社名を「三菱鉛筆(株)」と改め、社名と商品名との統一を図りました。

61899年に創業された「ヤマト糊本舗」、現在の社名は?
ヤマト株式会社1899年(明治32年)に東京墨田区にヤマト糊本舗を創業、「ヤマト糊」の製造販売を開始。日本初の「保存できるでんぷん糊」として広く受け入れられました。1948年(昭和23年)東京都中央区に移転。「ヤマト糊工業株式会社」に改組。1970年(昭和45年)に「ヤマト株式会社」へ社名変更。

71938年に創業された「田中経人商会」、現在の社名は?
株式会社LIHITLAB.1938年(昭和13年)に創業者田中経人が大阪市東区北久宝寺町にて「田中経人商会」創業。1945年昭和20年にリヒト事務用品製作所に改称。1948年(昭和23年)に株式会社組織とし「リヒト産業株式会社」を設立、1991年(平成3年)に「株式会社LIHITLAB.」に社名変更しました。

81890年に創業された「藤井商店」、現在の社名は?
株式会社レイメイ藤井1890年(明治23年)に藤井常次郎が線香の包み紙や茶袋に目をつけ紙の販売を思い立ち、熊本市新町に藤井商店を創業しました。1928(昭和3年)に組織を変更し合資会社藤井商店と改組。1989年(平成1年)に株式会社レイメイ藤井に社名変更しました。

9デスクマットメーカー、「美馬製作所」、現在の社名は?
株式会社ミワックス美馬利吉氏が1945年(昭和20年)に美馬製作所を創業、1963年(昭和38年)に美和ゴム工業株式会社に改組、1992年(平成4年)に現在の株式会社ミワックスになりました。

101948年に創業された「千代田文具株式会社」、現在の社名は?
プラス株式会社1948年、東京で事務用品卸を営んでいた今泉商店と鈴木商店が合併して設立した千代田文具株式会社が、1959年にプラス株式会社に商号変更しました。その後、文具・事務用品卸から自社工場を持つ本格的なメーカーへ転進しました。



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