問題解説
第36回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

一般知識問題U問題解説
問題正解解説
1大学ノートの由来は?
大学教授のすすめでつくって販売されだしたいわゆる「大学ノート」が出来たのは、明治17年(1884年)に現在の東京大学前の松屋という文具店が海外から帰国した大学教授のすすめで作って販売したのが最初だといわれています。
2ガムテープとクラフト粘着テープの一番大きな違いは?
のりの種類ガムテープは、切手と同じようにクラフト紙などに糊材を塗布して乾燥させたテープです。クラフト粘着テープは、クラフト紙に接着剤を塗布して粘着させたテープで、そのまま貼ることができます。
3現在のボールペンの原型となるペンを開発したのはどこの国の人?
ハンガリー1943年にハンガリーのビロ(BIRO)により、現在のボールペンの原型となるペンが開発されたと言われています。

4一般的にシヤチハタ印と言われる、浸透印は印鑑登録できる?

できない浸透印は印鑑登録はできません。浸透印は、ゴム製の印面であるため、印影が変形してしまう可能性があるからです。

5チョーク(英語)の語源は?

白亜白亜紀の石灰石「白亜」に由来しています。工業生産される以前は、白亜を切り出して使用していました。

6封筒原紙として使用するクラフト紙のクラフトは、何に由来する?

独語の「力」独語の力や能力を意味する「kraft」に由来すると言われています。クラフト紙(kraftpaper)は、クラフトパルプを原料とした丈夫な紙で、褐色のものが多いです。セメント・肥料・穀物などの袋や包装紙・封筒などに使用されています。

7シヤチハタの浸透印は、インクが印面に適度にしみ出るようあるモノを使って加工しているが、そのあるモノとは?

最大の秘密は、印字体の素材に使われている特殊耐油性ゴムです。インクが途切れることなく印面へ伝えるため細かいスポンジ状の穴を作るのに「塩」が使われています。

8一般的なシャープペンシル芯の長さは?

60mm最も多く生産されているシャープペンシル芯の長さは60mmです。JIS規格では、ノック式ポリマー芯の長さを60、90、100各mmと定めています。

9鉛筆製造業を地場産業に指定している自治体は?
東京都鉛筆工業は東京都の地場産業に指定されており、荒川区に鉛筆工場が集中しています。集中した理由は関東大震災で、それまでの鉛筆工場は本所や浅草周辺に集中していましたが、多くの鉛筆工場が焼失し、町屋周辺に移転してきたようです。なお、日本鉛筆工業協同組合は、大正元年に創立し、2012年に100周年を迎えたことを記念して、4月14日に東京、荒川区立第三日暮里小学校で、「鉛筆の木(インセンスシダー)植樹式をおこなったほか、荒川区内の幼少中学校17校にこのインセンシスシダーの苗木を贈呈しました。
10昭和30年(1955年)、プロ野球チームのスポンサーとなった筆記具メーカーは?

トンボ鉛筆昭和30年、潟gンボ鉛筆は球団「高橋ユニオンズ」の年間スポンサーになり、「トンボ・ユニオンズ」が誕生しました。このシーズン中、ロシア生まれのスタルヒン投手がプロ野球史上初の通算300勝を達成するなど、球界に大きな話題を提供しました。



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