問題解説
第36回文具検定全国模擬試験に多数のチャレンジありがとうございました。下記に出題しました問題や解答に関する解説を行っています。

創業時は何を作っていたU問題解説
問題正解解説
1ファイルメーカーのセキセイ、創業時は何を作っていた?
ペン軸昭和7年(1932年)、西川誠一氏が創業、セキセイインコのマークでペン先をペン軸に挿して使う付けペン「コンパスペン」を製造、販売していました。写真は当時のコンパスペン。

2黒板メーカーの馬印、創業時は何を作っていた?
チョーク明治29年(1896)、初代加藤杉太郎氏が加藤白墨製造所を創立。馬印の商標で学校用チョークの製造、販売をしていました。写真は当時のチョークです。

3カール事務器の前身、「三万堂製作所」が輸出向け雑貨として製造し、1936年のベルリンオリンピックで爆発的にヒットした商品は?
携帯椅子昭和4年(1929年)、東京市本所において、個人経営による三万堂製作所を設立。文房具および雑貨の製造を開始、1936年のベルリンオリンピックで携帯椅子(ポータブルチェアー)が爆発的にヒット。ブランドは「カール」が使用され、カールチェアーの名称で世界各地に輸出されていました。写真は当時の携帯椅子。

4筆ぺんの呉竹、創業時は何を作っていた?
明治35年(1902年)、綿谷奈良吉翁が綿谷商会として創業、その後、2003年に現在の社名、株式会社呉竹となりました。墨屋として創業した呉竹は、1973年に筆ぺんを開発し発売。以来、筆ぺんのラインナップを増やし、現在では筆ぺんの呉竹と呼ばれるまでになりました。写真は創業当時の墨。

5総合文具メーカーのサクラクレパス、創業時は何を作っていた?
描画材大正10年(1921年)、「日本クレイヨン商会」を設立、同年9月、「桜クレイヨン商会」と改称。大正14年にクレヨンの使いやすさとパステルの美しい発色を兼ねそなえた画期的な描画材料「クレパス」の開発に成功しました。写真は当時のクレパス外箱。そして今年2025年はクレパス発売100周年を迎えました。

6タカ印紙製品のササガワ、創業時は何を作っていた?
封筒明治27年(1894年)、大阪市南区塩町通り(現南船場)に創業。大正13年勉強堂商店として製造部を拡張し、タカ印の商標で営業を開始しました。写真は現在の封筒(創業時も白地の封筒を販売していました)。

7キャラクター、アイデア文具のサンスター文具、創業時は何を作っていた?
学習文具昭和15年(1940年)に小林英三氏により、学習文具製造「三英社」として創業、1952年にサンスター文具に社名変を更しています。写真は当時の見本市風景。

8「ダ・ヴィンチ」システム手帳のレイメイ藤井、創業時は何を販売していた?
和紙明治23年(1890年)、藤井常次郎が藤井商店を創業。線香の包み紙や茶袋に目をつけ紙の販売を思い立ち、熊本市新町に間口二間の小店を開きました。当初は和紙の販売を主としていました。明治23年(1890年)、藤井常次郎が藤井商店を創業。線香の包み紙や茶袋に目をつけ紙の販売を思い立ち、熊本市新町に間口二間の小店を開きました。当初は和紙の販売を主としていました。写真は創業時の会社風景。

9デザインフィルの前身、ミドリ商会の創設時、何を販売していた?
便箋1950年、株式会社みどり商会創設。戦後の焼け野原に雑草が緑の葉を広げている力強さから、社名を「みどり」と名付け、便箋のほかに、ノート、スケッチブックなど「飛脚印」紙製品を展開していました。写真は当時の同社流山工場の風景。

10デザイン金封のマルアイ、創業時は何を販売していた?
和紙明治21年(1888年)、創業者村松富吉氏が山梨県市川大門町で産地問屋として手漉き和紙の販売を始めました。写真は当時の店頭風景。



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